2013年7月7日日曜日

真夜中の恋人たち

お久しぶりです。
日曜担当の北小路です。
連日蒸し暑い日が続いておりますね。
毎日湿気により髪の毛が爆破されております。
日曜担当の北小路です。

さて、今回は少しバンドというよりも個人的な話を書こうと思うのね。
最近、新海さんの新作『言の葉の庭』という作品を1人で見てきました。
思えば、『秒速5センチメートル』を見て以来本当に惚れてしまった監督さんで
MILKBARの『Hello Lina』って曲は、『秒速5センチメートル』の『桜花抄』を見て
『桜花抄』を僕なりの世界観で作りたくて、レコーディングの3日前歌詞を書き直すという行動をとってしまった程に影響されています。

今も変わらずというか、よりもっと今は新海さんの世界観に惚れてしまっているんです。
先日、その『Hello Lina』を新海さんが聴いていただける機会があり
『Voさんとあって話してみたい。』と言っておられた事はもう僕の宝物です。
とてもとても嬉しくてね。
もうどうしょうもない程に嬉しかった。
いつかお会いできる事が今の個人的な目標だったりします。


そんなこんなで今回は新海さんのお話をしたいんです。
きっとネタバレなのでまだ見ていない人は今回のブログは見ない方が良いかもよ。

新海さんの新作『言の葉の庭』
どこまで自分の解釈で話せばいいか本当に恐縮なんだけど。

影の使い方が今回もエロいね!笑
本当に素敵です。
雪野さんにはずっと影が刺していたのに最後マンションの非常階段で気持ちを爆発させるシーンで初めて日に照らされた雪野さん。
こういう所も新海さんの世界観でとても好きなんですよね。

そして今回も鳥が出てきましたねー。
鳥も影もそうなんですが、もう一つ上手いのが『距離感』ですよね!
本当に明確なんだけども不透明に、そして意地悪に『距離感』が描かれてますよね!
『子供と大人の距離感』
『お互いが住んでいる場所の距離感』
『階段の段差』
もう切りがないんだけども。

あと、忘れちゃいけないのが雪野さんが足のサイズを測られている時だね!
本当にエロスでした。
本当にエロスでした。
もう凄いです。
あの絶妙な秋月くんと雪野さんの関係。
マーブル模様の恋模様。
キャッチコピーで言うと孤悲なんだね。
でもこれはスタートラインの話なんだね。
思うに描かれてないんだけど
『コスモナウト』と交差する時間もこの後にあると思って自分の中で想像してます。
直接関係性を持つ事はないかもだけども、きっと新海さんが描いている作品たちの時間軸では、すれ違う気がしているんだね。
だから僕も想像しているの。

自分の中でね?
自分が書く歌詞もそうだけど
アニメーションも僕が見ているのは、その主人公の住む世界の1年間だったり、2年間だったりするだけでね?
僕が見終わった後もずっと話は続いているんだと思ってる。
見終わったら『終了!』ってその世界もなくなるなんて悲しすぎるじゃない?
だから僕がその物語を覗けなくなってからも、きっと物語は続いているんだと思ってる。

新海さんの新作を見てさ。
良い意味でね?
本当に良い意味で『完璧な未完成の世界観』だと思った。

いつか一緒に新海さんと仕事が出来たらこんな光栄な事はない。
自分の名前が新海さんの作品の最後の黒い画面に白く浮かび上がる事を黙々と狙っている。

そういや、東京に行った時に舞台である東京御苑にいったのだけど、

閉まってた。



なんか今日はとても書いた。
とてもとても書いた。
けど書き足りない。


写真が今日は全然ないから少し寂しいよね。
彼女が先日送ってきた自分の本当の姿が解るらしい占い表?を添付しておくよ。


さて君の本当の姿は何かな?
ちなみに僕は『ポジティブな長い棒』だったよ。




それじゃまた。
Vo/北小路
BGM :  ビヨーク『ビィスパタイン』



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