書こうと思っても、言葉を出そうとするたびに口を噤んでしまう
先週のいいわけ。
好いてもらうには、自分を嫌いにならないでいる必要があって。
暮らしてゆくには、どうしようもなくさびしいのだと思う。
灯しても吹き消され
それでも火を守るようにして。
さびしさで、誰かに縋ろうなんて、みにくいじゃないの。
ぼくたちもう、10代からはとっくに離れてしまったんだから。
帰る場所を見失ってしまうのはいつまでも慣れないものです。
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ぼんやり考えることも少なくなりました。
近所の神社では蛍が出てきて
地元で見ていた空や、川辺のきらきらしたのを思い出します。
澄んだ紺色の中でちかちかする光は
おとなになっても掴めそうもありません。
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